男児は、ほとんどの子が亀頭が皮に包まれた状態の包茎で生まれてきます。成長するにしたがってその皮が捲れて亀頭が顔を出すようになるのですが、なかなか皮が捲れずにいつまでも包茎の人もいるのです。それでも自分でめくることができる場合は仮性包茎でお風呂の時にきれいに洗うことができますが、自分でめくることもできなければ亀頭部分と皮の間に垢が溜まり炎症を起こしたり悪臭を生じたりします。それは真性包茎といわれるもので、放置しておくと性交ができなかったり悪臭を放ったりして日常生活に支障をきたし、将来的にがんなどの病気になることもあるため包茎手術という治療が必要になってきます。

真性包茎はそのように病気を招く恐れがあることから、保険適用で包茎手術を受けることができます。ただ保険適用内で包茎手術を受けられるのは泌尿器科に限られ、皮を切開して亀頭を出すという治療になります。術後に傷跡が残ったり手術を受けたという痕跡が残るため、それでは納得できない方は保険適用外になりますが美容外科の方で包茎手術を受けると、保険適用内の手術とは異なる仕方で傷跡が残らないような治療を受けることが可能です。いずれにしても包茎で悩み、それがコンプレックスになって温泉に行けないとか恋愛ができないなど前向きになることができない場合は、すぐにでも包茎手術を受けることが勧められます。

そうでなくても将来的に病気にならないためにも、真性包茎の場合は治療が必要です。

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